断罪のイクシード 5 −相剋の摩天楼−

断罪のイクシード 5 -相剋の摩天楼- (GA文庫)

「これはホントにいい中ニ病作品でした。大和はほんといいキャラでした。そして静馬は自重すべきだと思う（笑）　それにしても、いろいろ後日談短編が懸ける要素が残っているので、ぜひ短編集を！」
と思った最終巻でした。
　
　いいねえ、最後まで大和がいい意味でバカなのがよかったですね。
　そのひたむきなバカで一途な感情が、静馬をデレさせ、敵を倒すことになったわけで、ひじょうに気持ちいいバトル＆勝利でした。
　
　それにしても魔王がかわいそすぎる。
　前巻、強引に力を奪われたあと、この巻ではその魔力を根こそぎ使用されて、残り滓しか残らないなんて……
　今まで読んできた魔王の中で一番かわいそうな気がします。
　
　しかし、静馬がデレたとおもったら、もうかなりヤンデレ風でしたね。いや、なんというかクーヤン？　おかげで行動も言動もサイコーでした（おい）
　
　バトルものの展開は無理でしょうが、ラブコメな後日談は書けそうな雰囲気なので、ぜひ書いてもらいたいですねえ