- 作者: 早見裕司,はいむらきよたか
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2007/09/14
- メディア: 文庫
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「あいかわらず面白い。ルカの恋物語もいいけど、海堂がいいですなあ」
と思った第5巻です。
5巻に突入しましたが、いい意味なワンパターンがあっていいですねえ。
話自体はそれぞれ変化球がこめられていますが、中軸がしっかりしているのでぶれない。
それが面白さの秘訣なのではないでしょうか?
しかし、5巻を見ておもったのですが、このメイド刑事の真の面白さは、葵の突っ込みと、海堂のポーカーフェイスの裏に隠れた感情の動きだと思うのは、僕だけでしょうか?
氷のように無表情と葵自身は思っているのですが、葵の愛(?)の視線だからわかるわずかな感情表現+海堂の発言からするに、その無表情からは想像できないほど、感情的な気がします。
まあ、海堂も葵の前だからこそ、そんな表情をしたり、話たりするのでしょうが。
しかし、どこをどう見ても二人は相思相愛ですよねえ
もっとも、二人が結ばれる時は、メイド刑事の最終話になると思いますが。