創神と喪神のマギウス (2) (ファンタジア文庫)

創神と喪神のマギウス (2) (ファンタジア文庫)

　もともと全2巻でも物語が終わるように創られていただけあって、1巻が過去の英雄の現在に焦点が当てられていたけど、2巻は対照的に後継者の物語でした。
　
　といって、英雄は英雄だけあってカッコいいんですけどね。
　特に剣帝は凄まじいですね。
　過去の英雄とはいっても、能力自体は全盛期ですから、当然と言えば当然なのですが。
　
　そんな彼女に助けをもらいつつ、蒼士郎は全てを振り絞って、弟子との決着をつけようとするわけですが、勝利の鍵は新たな弟子というのもいいですよね。
　師匠があまりしゃしゃりでるのもアレですし。
　新弟子の能力が必ずしも戦闘向けでないのも、今の蒼士郎らしくていいと思います。
　
　無事、3巻以降も話が続くようですが、そのわりには綺麗にカップリングもできてしまったんだけど、次巻からどうなるんだろう？
　まだ2人、英雄も登場していないんで、これから世界が凄く広がりそうで楽しみです。
　
　あと、2巻の表紙が黒蓮華嬢ですが、これ表紙詐欺ですよね。
　ほとんど活躍していない気が……
　

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