現代異能バトル三昧!

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同じ作者の”電波的な彼女”と同じ世界設定、なるほど、電波的な彼女の世界は、現実世界と比べて猟奇的な殺人が多いと思ったら、まったく別の世界だったのか。
話としては、多少人物がリンクしているとはいえ、まったく別物。
異能力をもった少年、少女のボーイミーツガールといったところですか。複数の女性に惚れられるってのは最近の流行でしょうが、登場したときからすでに2人の美女にもてもて(無論、本人は気付いていない)ってのは、珍しいような。
しかし、選ぶのは幼女なんだよなあ(苦笑)
ちなみに僕は夕乃さんが一押しです、眼鏡っこな銀子も捨てがたいけど。
ぜひ、続編を希望したい。
この話自体は、アクションあり、少年の成長、異能力、美少女たちとひじょうにツボにはまったのだが、唯一、不満があるとすれば、それは”電波的な彼女”とのリンクであろう。
まあ、あちらの登場人物の少女たちが、尋常ではない力の持ち主ばかりだが、その種明かしがここでされている。
まあ、それはいい。
だけど、どうもそれが電波的な彼女の持つ雰囲気とそぐわないのだ。
あの世界は、陰鬱な世界で、ごく平凡な少年が奮闘するのが素敵なことなので、向こうの話では、こちらの裏的な設定はいっさい出てこないことを願うばかりである。
少なくとも、主人公がなんらかの特別な血を引いていたら、無茶苦茶興ざめなので、それだけが心配である。