円環少女 (9)公館陥落

円環少女 (9)公館陥落 (角川スニーカー文庫)

「ついに仁が立つ！　とはいえ、どうなるんだろうねえ、これ」
　いや、師匠である鬼火との戦いにより、ゆれにゆれていた仁にようやく一本の柱ができた感じですな。
　しかし、それにしても鬼火がかっこいいなあ。
　ああせざる終えないとは、自分の道を貫くのはかっこいいですね。
　逆に、仁はここまできて揺らぐ揺らぐ。
　この揺らぎがたまらなくいいですねえ。
　だけど、その裏でメイゼルが魔法使いの常識を覆しているシーンがあるので、まだまだ安穏とは終わりそうにないです。
　
　あと”破壊”がついにその本性を発揮しましたが、諸刃の剣だけど、強いですね。
　でも、それでも”静寂”のほうが恐いんですね。
　それだけ魔法が使えないのは、恐いですね。
　

【ネタバレ】
　しかし、色々悩んだすえ、ＮＰＯ法人とはびっくりな展開です。
　テロとは核とか、本当にこういうところだけリアルだから侮れないです。
　それにしても展開が読めないですなあ。
　あの”剣”も威力はあるけど、こうただの使い勝手の悪い剣ですしね
　
【雑談という名の魔獣戦線話】
　「九位」は、魔法と科学の融合というなんというか、インチキというか卑怯というか、チートというような存在ですが、私の運営するオンラインＴＲＰＧ魔獣戦線は、科学と魔術の融合したキャラは簡単に作れます。
　ただ、魔術＋科学な装備は量産できませんが。
　そうなったら、もう現代じゃないですからね。
　　
　　
　魔獣戦線：http://www.trpg.net/online/majyuu/ircgame/newindex.htm
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