- 作者: ツカサ,近衛乙嗣
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/01/21
- メディア: 文庫
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と思った第一部完結編でした。
こういろいろ絶望的な状態から、必然と幸運、そして新たな伏線を張りつつ、無事大団円に持っていく展開は定番ながら、熱く、そして面白かったです。
それを上手く飾るのが呪文ですね。
イメージを補助する形式ですが、アリッサを連れ戻すとき、そして、最後の最強の呪文の詠唱は、イラストの相乗効果もあって、とても素晴らしいかったです。
こういう呪文の詠唱は、うまく決まるとかっこいいので、作者の腕が問われますが、美しく意味があって、そして中二病的センスがぎゅんぎゅんあって、最高でした。
しかし、啓介ハーレム状態ですな。
どこからどうみても、ブラコンな妹が復活し、アリッサとも共闘していますし、陽那ちゃんも好意をもっていますし、よりどりみどりですな。
このままだと、アリッサが本命ですが、未由派の僕としては、次回から未由編のようですので、ぜひ、巻き返しに頑張ってもらいたいものです。
【ネタバレなどなど】
しかし、まさかアリッサパパが、安倍晴明=求めし愚者だとはびっくりです。
他の2神も元は魔術師なんでしょうかね。
しかし、晴明だから違うじゃんと思ったら、後生「清明」に改名したんですねええ