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ストライク・ザ・ブラッド 6 錬金術師の帰還 (電撃文庫)

 中学生組が旅行ということで、雪菜不在時のヒロイン逆襲回とみせかけた、圧倒的な正妻ぶりでした。
 
 いや、大切な人が離れて、その人の大切さを知るとか、他のヒロインと仲良くなって切れるというのはよくあるパターンですが、圧倒的な正妻パワーですなあ。
 
 眷獣召喚の吸血も3匹目(2.5匹?)だし、彼女がただのヒロインなだけでなくキーマンなのがわかりますね。
 まあ、たしかに「おれの戦争(ケンカ)だ」「いいえ、先輩。わたしたちの」のこの作品のラストバトルを告げる台詞ができませんしねえ。

 雪菜派といはいえ、浅葱さんが不憫する。
 あれれ? 今回、浅葱回じゃなかったの?と誰もが思うに違いない、それなのに、殺されかけたり、乗っ取られたり、最後のオチ担当だったり、不憫すぎる。
 
 
 ……まあ、もっとも不憫なのは、胸だけ揉まれたチョロインさんですが。
 ほんとにただの出オチです。ありがとうございました。
 
 しかし、また一匹えげつない眷獣はでてきたしたが、まだ半分いるので、どんな異能をもった眷獣がでてくるか楽しみですね。
 
 伏線もさりげなくばらまかれているし、どう回収されていくのか楽しみです。