- 作者: 伊達康
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/12/28
- メディア: Kindle版
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いや、まあ、このタイトルと表紙で「お、これはいい現代異能バトルだ」と思ったら神ですよ、たぶん。
さて、内容のほうですが、いやあ、何度も何度も読み返すほど面白かった。
”友人のプロ”である主人公小林一郎が、現代異能バトルの主人公的存在である火乃森龍牙と知り合い、その異能を知りつつ、彼の友人ポジションになろうとして四苦八苦するわけなんですが……
その目論見がどんどん崩れていく様が面白かったですね。
もともとメタっぽい話なので、「属性」や「展開」について語られていくのですが、それがどんどん崩壊してカオス的展開になるのがたまらなかったですね。
どのキャラも個性的でよかったんですが、いったん張られた「属性」がどんどん変わっていくので、新たなキャラの個性の発見もあってよかったです。
特にメインヒロインが酷い(褒め言葉)
すごくいい娘なのはわかるんだけど、恋したらもう、超絶なダメっ娘で、「おい止めろよ、誰か」という大暴走っぷりがよかったです。
1巻が終わった時点で、一郎の属性が微妙にわかんないのですが、次巻がどんな話になるのか楽しみです。
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