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ブギーポップ・ダウトフル 不可抗力のラビット・ラン (電撃文庫)

 炎の魔女、レイン、健太郎と物語の主要メンバーが登場という、本格的なブギーポップの物語(?)でした。
 ブギーポップの物語は、他の上遠野の物語ともリンクして重厚で読み応えがあるんですが、そのために逆に読みづらく、わかりやすいという欠点もあるんですが、ブギーポップメインの話は、どれだけバックグランドな設定があっても、「世界の敵」がらみという1話完結テイストなんで読みやすいですね、逆に物語的にはぜんぜん進んでいないわけですが、痛し痒しですね
 物語的には、レインと健太郎のすれ違い気味な知能戦がメインでしたが、二人とも秀才で行動力もあって、異能なくても十分なんですが、こう炎の魔女ブギーポップが並びたつと、こう色あせてしまいますね。
 いろいろあって、炎の魔女デウスエクスマキナっぽい存在になっていますし、二人がいると安心感が違いますね。
 しかし、レインとブギーポップって初邂逅だったんですねえ。ここで殺されなかったということは、ある意味、レインもそれなりの資格を得た?ってことなんですかね? 

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