現代異能バトル三昧!

ラノベを中心にした現代異能バトル限定の感想サイト

この現代異能バトルラノベがすごい!! 2021

 ラノベおぢさんである水無月冬弥が厳選する現代異能バトルラノベの傑作選!
 というわけで
 
・萌えより燃え
・ギャグよりシリアス
・俺TUEEE!上等
・さまざまなキャラが入り混じって物語が紡がれていくのが好き
 
水無月冬弥が選んだ2021年に出版された現代異能バトルラノベ(シリーズ続刊を含む)のランキングです。


【ランキング】

1位 佐々木とピーちゃん 異世界スローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~

佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~【電子特典付き】
 異世界、魔女、能力者などなどごった煮の現代異能バトル。
 それだけで僕得な話なのに、物語自体も面白くて大好きです、その面白さはこのラノ単行本・ノベルス部門1位になったくらいです。
 何より、主人公の佐々木がいいですね、いろいろな幸運や異能を手にしているのに、それに溺れずサラリーマン時代の交渉術をメインに進めていくところが好感がもてます。

2位 グリモアレファレンス

グリモアレファレンス 図書委員は書庫迷宮に挑む (電撃文庫)
 異能バトルと青春をがっつりと楽しめる作品です。
 ”基本死ぬことがない異能バトル”というのがより青春力?を高めていくのかな、主人公の守砂くんが肉食系少年なのがいいですね
 好きなんです、冒険野郎。
 そして、外れ幼馴染ヒロインと思っていた三火さんに、両片想いが発覚したのも個人的にポイントが高いですね!

3位 王様のプロポーズ

王様のプロポーズ 極彩の魔女 (富士見ファンタジア文庫)
 デート・ア・ライブのコンビが送る現代異能バトル
 さすがに堅実な面白さがありますね
 主人公無色のさりげなく重く執着している想いをサラリと言ってしまうところがいいですね。
 1巻でけっこう重要なネタが開示されましたが、ここからどうなっていくのか楽しみです。

4位 筺底のエルピス

筺底のエルピス -絶滅前線- (ガガガ文庫)
 絶望に絶望をデコレーションした物語
 その絶望に果てがなくて不安になるのですが、ヘタレ主人公が覚醒してびっくりです。
 最弱、影の薄い主人公だと思っていたのに……。
 また、それがヘタれカッコいいのがいいですね。
 

5位 護衛のメソッド ―最大標的の少女と頂点の暗殺者―

護衛のメソッド ―最大標的の少女と頂点の暗殺者― (電撃文庫)
 がっつりとした異能バトル。
 キャラ同士のかけあいも楽しいのですが、まさか、そのあちこちに伏線があるとは……
 単一能力だけだと物語の展開が狭まるので不安ですが、どう展開していくのでしょうか?  

6位 浅草ばけもの甘味祓い

浅草ばけもの甘味祓い ~兼業陰陽師だけれど、お隣に“鬼上司”が住んでいます~ (小学館文庫キャラブン!)
 イケメンに恋される女性向け現代異能バトル?です。
 いや、異能バトルあるんですが、イケメンとハムスターに癒されつづける話でもあります。
 物語も進んできて、クライマックスまであとわずかというところですが、最後までほっこりと見守りたいと思います。

7位 異世界で聖女になった私、現実世界でも聖女チートで完全勝利!

異世界で聖女になった私、現実世界でも聖女チートで完全勝利! (Kラノベブックス)
 カクヨムでも大好きだった作品が、素敵なイラストとともに刊行
 ただただ聖女に癒され、ささやかなざまあを楽しめる話でした。
 よくあるチートもののように、容姿や体格が変貌するのですが、イラストが素敵すぎて、変貌前もかわいいのがアレですね。
 ぽっちゃり可愛いです。はい

8位 異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する。

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ~レベルアップは人生を変えた~ (富士見ファンタジア文庫)
 異世界&現実無双ものですが、まさか宇宙(そら)まで行ってしまうんだ。
 どこまでいくんだ、このチート坂は……
 そっと見守りたいと思います。

9位 異世界帰りのアラフォーリーマン、17歳の頃に戻って無双する

異世界帰りのアラフォーリーマン、17歳の頃に戻って無双する
 異世界帰還もので、もちろん俺TUEEEものなんですが、現実の設定が重すぎて陰鬱な雰囲気になりそうな物語でした。
 17歳の頃に戻って無双するというより、失ったすべてを取り戻す話でした。
 幸せになってもらいたいですねえ

*10位 僕らのセカイはフィクションで
僕らのセカイはフィクションで (電撃文庫)
 いやあ、どんでん返しの連続で楽しい物語でした。
 おそらく1巻完結の話ですが、そのため、伏線が綺麗に回収されて読後感のいい話でした。
 しかし、最後のどんでん返しは、メタな物語らしいブレイクスルーで感服しました。