桃と鬼の轍―なぞらえ屋秘匿文書

桃と鬼の轍―なぞらえ屋秘匿文書 (電撃文庫)

「昔懐かしい伝奇ノベルといった感じの作品。チームで行動するとかわりと僕好みだけど、いまいちメリハリがなかったのが残念」
と思った話でした。
　
　ラノベというより伝奇ノベルといった感じのテイスト。
　古臭いのはいなめませんが、特殊な才能をもったものたちが協力して、一つの事件を解決していくという物語スタイルは大好きなので、個人的にはなかなか面白かったです。
　もともと伝奇ノベルも好きなのでいいのですが、じゃあ、今の読者が好むかなというとちょっと首を捻りました。
　せっかくかわいらしいヒロインがいるんだから、もうちょい活躍するとよかったんじゃないかな、と思います。
　いや、ほんと彼女いただけだったから。　

リンク
　http://maijar.jp/?q=node/5302
　http://novelno.net/archives/2011/04/09-110823.php