セクシャル・ハンター・ライオット１＆２＆３

セクシャル・ハンター・ライオット1 (講談社ラノベ文庫)

セクシャル・ハンター・ライオット2 (講談社ラノベ文庫)

セクシャル・ハンター・ライオット3 (講談社ラノベ文庫)

「突き抜けるほど変態ばかりなメンツですねえ。いちおー謎もあるし、ここからどうなるかでこの作品がわかれるかも？ 」
と思った１巻
「あいかわず安定な真面目な雰囲気のエロコメバトル、でも背後ではいろいろ起きているらしい、けど、何よりも表紙がひどすぎる」
と思った２巻
「相変わらずエロしかない話だけど、謎がちょっと明らかになったり、主人公の朴念仁フラグがちょっと揺らいだり面白くなってきたぞ」
と思った３巻でした。
　
　いや、酷い。何が酷いってエロ関係でまともなメインキャラが一人しかおらず、まわりのエロ話に対する突っ込みを一人でやっていることですねえ、がんばれ、ヒロイン。
　表面だけでみれば、魔王と闘い、力を失った主人公が、魔王が復活したため、失った力を取り戻そうとする話なんですが、取り戻す力が「性欲」なわけで、能力者の性癖や能力が酷過ぎるんですよね
　
　あまりにもそれが酷過ぎて、そっちに目がいっちゃいますが、内容としては王道の現代異能バトルなので、なかなか楽しめます。
　いつも突っ込んでばかりで酷い目にあうヒロインも、主人公がほかの男との仲に嫉妬したことに気付いて、攻勢をかけはじめまましたし、いろいろな謎も明らかになりそうな感じなので、今後が楽しみですねえ。

セクシャル・ハンター・ライオット３ (のべるのぶろぐ 2.0)
http://novelno.net/archives/2012/06/27-235016.php