猫と暗殺者、どう絡めていくと思ったら、猫アレルギーで薬の効果をバグらせるという発想に驚きました。
しかし、裏切り防止のために、定期的にドラッグが必要って、わりと古典的なネタなんですが、まさか猫を絡め来るとは……
このアイデアだけで勝ちみたいなものですよね。
読みながら猫アレルギーだけなら、猫がいなくても大丈夫じゃね？と思ったのですが、この作品なりの回答もきちんとあって好感が持てます。
キャラもゆりゆりっぽく（一人ガチ勢がいるけど）って賑やかだし、猫もこの物語のキーポイントとしてでてくるので、猫と百合が好きな人にはたまらない作品じゃないのでしょうか？
僕はあまり適正はないのですが、楽しめました。
きちんとバトルもあるし……、それに猫のおかげでかなり緩和されていますけど、結構、テーマや設定はシリアスでヘビーな作風なのも個人的に好きです。
……猫いなかったら、かなり殺伐としちゃいますね。
さてさて、次巻アーリャ争奪戦に誰が勝つのか楽しみです。
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