
- 作者: 橋本和也,さめだ小判
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: 文庫
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と思った弟9巻でした。
ようやく待ちにまった七海姉ちゃんのターン、宇宙をまたに駆けるくらいだから、ど派手な話にするのかなと思えば、やはり家族的な話題になったのが、この小説の面白いところです。
今回は話は深刻なため、年長組が活躍したのですが、心密かにファンだった彩美お姉さんがロリ化もせずにカッコよく活躍するのがよかったです。
いつもわがままな七海もシングルマザーになったこともあって、今までにない優しい一面もみえましたし。
しかし、割と重たい話の中、もう自分たちの子供について男と女とどちらがいいか喧嘩する主人公&ヒロイン、もう本当に結婚しちゃえばいいのに。
そんな面白いこのシリーズも次回で最終巻のようですが、やはりこの作品のテーマからすれば最終巻は、「メインの登場人物の中で唯一家族でない人間が、家族となる」話ですよね。
うーん、楽しみだ。