疾走する思春期のパラベラム 君に愛を、心に銃を (ファミ通文庫)
- 作者: 深見真,うなじ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/05/30
- メディア: 文庫
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と思った最終巻でした。
いやあ、面白かった。
完全なるハッピーエンドではないけれど、誰もが自分の意思を通しての結果なので、大団円といっていいでしょう。
とくに睦美と奈々は凄絶すぎる生き様でした。
……しかし、かつてよんだラノベの主人公が闇堕ちしているのは結構、きますね。しかも「俺は新人類だ」というわりにへたれていますし。
そして主人公の特権を持つ一兎、宇宙の真理を知りつつも、志甫を守るために命をかけた。
世界よりも個人を選ぶ、いかにもラノベらしい展開がいいですね。
最後、彼が目覚めるかわかりませんが、目覚めてほしいですね。
それにしても、このある意味、空虚なエンディングはいいですね。
こればかっかりは好き嫌いわかれると思いますが。
深見先生、お疲れさまでした。
疾走する思春期のパラベラム 君に愛を、心に銃を (のべるのぶろぐ 2.0)
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