
- 作者: 榊一郎,中村龍徳
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/01/23
- メディア: 文庫
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と思った最終巻でした。
諸悪の権現を倒して終わるのではなく、ヒーローして少年が覚醒して終わる物語でした。
たしかに敵は巨大で、解決方法ないですもんね。
ガツン!とくる熱さはないけれど、小説5冊分を通して描かれてきた紅蓮の決意、琴音の愛、そして紅蓮と梨緒の絆、すべてが一応の決着を迎え、次回へ続くエンドでした。
こう書くと、打ち切りっぽいですけど、そうではなくちゃんと計算されて終わっているのがいいですね。
ただ、そう思っても、この続きが読みたくなるんですよね。
終わるとしたらここで終わるのが一番綺麗に終わるんですけどね。
いやー、5巻で綺麗に終わって面白かったです。
ミカヅチ5 (のべるのぶろぐ 2.0)
http://novelno.net/archives/2012/01/26-234505.php