僕はやっぱり気づかない４＆５

僕はやっぱり気づかない4 (HJ文庫)

僕はやっぱり気づかない5 (HJ文庫)

「ループものだけど、それだけじゃなく「気づかない」ことを上手く利用した物語展開はうまいなあ」
と思った４巻
「いやあ、ここまで真相に気付かず話が進むとは。すごい構成力だな、真実には気付いていないのに、みんなの心を癒すなんて、なんというか凄い。そりゃ神様も肩入れするよ」
と思った５巻でした。
　
　神の力もあったとはいえ、５巻まで異能に気付かない主人公は凄いなあと思っていたり。
　５巻なんて、特に最後の彼の介入さえなければ、普通に気付かずに物語が終わっていたし。
　それにしても、異能を知らなくても、彼は本当にみんなの心を助けるな、と思ったり。
　しかし、裏ではいろいろ凄いことが起きているようですが、さらりとしか描写されていないんですよね
　うーん、テーマからすれば当然のことですが、もったいない。

　４巻が神楽井編、５巻が栗栖編だったわけで、いよいよ次回は死の檻編、いわゆるクライマックスなので、彼が気付いて、どういう行動を起こすの楽しみです。

僕はやっぱり気づかない5 | まいじゃー推進委員会！
http://maijar.jp/?q=node/6208
僕はやっぱり気づかない５ (のべるのぶろぐ 2.0)
http://novelno.net/archives/2012/05/30-225414.php